眠れぬ婦人と金の燭台~満月の本屋の小さな物語~

「金」のレメディが呼び込んだ幸せ

秋の虫の音をはこぶ 夜風と共に
「満月の本屋」の扉を開いたのは

ネグリジェ姿のご婦人でした。

不思議そうな顔で 店内を見まわし
「夢の中…ではないわよね」
とつぶやいています。

「いらっしゃいませ。今夜はどうされましたか?」

店主に気づき
ホッとした様子のご婦人は

「眠れなくてね。今夜は月がきれいだから
 少し散歩でもしようかしらと思って。」

歩いていたら、
このお店にたどり着いたそうです。

店主はご婦人を 奥のソファへ案内し
温かい紅茶とハーブのクッキーを
振る舞いました。

「ここは本屋さん、なのかしら?」
ご婦人がたずねます。

「それとも雑貨屋さん?
 紅茶とクッキーもおいしいわ。」

店内には インテリア雑貨が飾られ
奥には 応接用のソファとテーブル。
周囲の壁は、
天井まで届く本棚で埋め尽くされています。

店主はふふっと優しく微笑み
「あなたに差し上げたいものがあります」
そう言って席を立ち

インテリア雑貨の中から『真鍮のろうそく立て』
を持ってきてテーブルにそっと置きました。

「実はあなたのお家、見させていただきました。」

「えっ!?」と驚くご婦人の前に 白い紙を広げ
3×3の9つのマス目と数字を
さらさらと書き始めました。

「ここがあなたの寝室です。」
1つのマス目を指さしました。

寝室のバランスが崩れています。
 だから、ぐっすり眠れないのです。」

ご婦人は、
暗号のような数字を眺めながら
不安そうにたずねました。

「では、どうすれば良いの?」

「そのために、金属が必要なんです。」

店主は『真鍮のろうそく立て』を、
スッとご婦人の方へ寄せました。

「こちらは金属で出来ています。
 寝室に置いてお休みください。」

―――

ご婦人は、家に帰ると
店主に言われた通り『真鍮のろうそく立て』
寝室のサイドテーブルに置きました。

そして、ベッドに入ります。

目を閉じると、浮かんでくるのは
「満月の本屋」のあたたかい光。
おいしい紅茶とクッキーと・・・

―――

その日から、
ご婦人は朝までぐっすりと
眠れるようになりました。

寝室のエネルギーを整えることで、

寝つきが悪かったり
夜中に何度も目が覚めてしまったり

長年 抱えていた睡眠のお悩みを
解消することができます。

これは
風水が起こした嬉しい奇跡
ほんの一部。

満月の本屋では、
これからも

そんな小さな喜びの物語を
お届けしていけたらと
思っています。

この物語の風水レメディ解説はこちら
風水レメディ~眠れぬ婦人に「金」が必要だった理由~

風水レメディ解説~眠れぬ婦人に「金」が必要だった理由~
「眠れぬ婦人と金の燭台」ではなぜ「金」が必要だったのか?風水の数字とレメディの謎をやさしく解説します。

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